📝 織田記念陸上 📝

29日(月)。
あいにくの雨。
来た。
懐かしいこの感じ。
アナウンスが聞こえてくる。
自然と早歩きになる。
チケットに引き換えて中へ。
雨に加えて気温も低く、好記録は期待できないかも。
100メートル予選では多田修平さんがスタート直後に足を痛めて途中棄権。
肉離れらしい。
パリオリンピックイヤー、雲行きが怪しい。
電光掲示板右上、中学生4×100メートルリレーの広島県記録は43.50。
僕が中3の2005年、安佐中が全国大会の決勝で2位になり、そのレースでマークしたもの。
1位はたしか北海道の白川旭中。
当時から約20年間、まだ破られていない。
ちなみに僕は中3から陸上をやり始めたのだけど、他校の人で最初に一番仲良くなったのはそのメンバーの1走るのK。
4走のスーパーエースであり、同大会の100メートルで全国制覇したHとは同じ高校になり仲間となった。
GP男子1500メートルでは3人が大会新記録。
速すぎる。
化け物だ。
そして予選の結果から好記録が期待できそうな種目がもうひとつ。
GP女子100メートルハードル。
雨が強まった。
濡れない場所でもみじ焼きをパクッと。
女子100メートルハードルはまさに戦国時代。
かつては13秒を切るのが高い高い壁であったが、現在では12秒台が6人もいる。
近年の国内主要大会の決勝は、この6人を含んだほとんど同じ顔ぶれ。
その中には地元広島出身で現日本記録保持者、福部真子さんも。
実は先日僕が偶然出会った日本記録保持者の某アスリートとは福部真子さんで。
緊張が高まる。
決勝レース前の静けさがすごくよい。
決勝はやはりハイレベルなレースに。
福部真子さんは13.09で2位。
残念。
1位は富士通の田中祐美さん、13.00。
雨で寒い中、すごい記録が出た。
会場が沸いた。
僕も、おおー、と声が出た。
男子100メートルに出場した山縣亮太さん。
予選で3着となりB決勝へ進むも、足の違和感で棄権。
僕や前述の全国中学の100メートルを制したHが高3の時、山縣亮太さんが高1の時、県総体の100メートル決勝で山縣亮太さんがHに競り勝って会場が沸いたのをよく覚えている。
Hは広島県内はもちろん中国地方では敵なし負けなし状態だったから。
それから長い月日が経った。
今では100メートルで9.95の日本記録保持者で、大きな怪我など様々な逆境を経験しながらも、今もなお挑戦していることが本当に凄い。
ミスター逆境、ミスター最速。
今年の日本選手権は6月末、男子100メートル、男子400メートル、女子100メートルハードルを始めとして、要注目。
とても楽しみ。

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